できないけど何度も経験したいウエディング

できないけど何度でも経験したい理想を超えたウエディング

わたしたちは、「40代のバツ1子連れの再婚夫婦」です。夫には大学生の娘と高校生の息子、わたしには中学生の娘二人で、夫の実家で同居することになったので、夫の両親も含め「三世代八人家族」として暮らすことになりました。再婚当初より、結婚式・披露宴は年齢と費用面がネックになり、考えておりませんでした。

おだやかで優しい夫と子供たちに囲まれ幸せな生活が三ヶ月ほど経った頃、わたしに大学生の娘より一つの提案がありました。それは、「結婚式を挙げていないのはかわいそうだから、わたしたち(四人の子供)で結婚式・結婚披露パーティーを開いてあげる」というものでした。結婚式は「娘の大学のチャペル」、結婚披露パーティーは「地域の公民館」で行なうということでした。費用は、「子供たちの貯金と夫の両親の援助」でまかなうということでした。

大学生の娘は、週二回二ヶ月間「結婚式場で運営スタッフとしてアルバイト」をしたらしく、わたしたち夫婦に内緒で、準備をてきぱきと整えていたそうです。披露パーティーの司会を担当する高校生の息子も、わたしたち夫婦の生い立ちやなれそめを両親や親戚に聞くなどして、当日に備えていたそうです。わたしの中学生の娘二人は、「料理担当」です。長い間母子家庭で育ったので、わたしより「料理の手際」がよく、メニューもすべて一から考えたそうです。

結婚式当日は、娘のアルバイト先の「式場スタッフの方々」も駆けつけていただき、「手作りとは思えないほど完成された宴」を経験することができました。息子の司会も堂々としたもので、わたしと夫しか知らないだろうと思ったことも織り交ぜ、会場を盛り上げていました。そして娘二人の料理も、「レストランの仕出し」かと見間違う程の出来でした。ちなみに、わたしの幸せ太りが原因で、ドレスが少し苦しかったのが良い想い出です。

これが、わたしの「できないけど何度でも経験したい理想を超えたウエディング」の顛末(てんまつ)です。